「近いうち」に込められた女性の本音
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女性との会話の中で、「近いうち」というフレーズが出てきたことはありませんか。
たとえば、「近いうちに飲みに行きましょう」と言われたこと、或いはあなたから食事に誘ったときに、「いいですね。それでは近いうちに。」等と言われたこと、「近いうち」と言われたとき、本当に近いうちにその約束事は実現されるでしょうか。
あなたただその言葉を鵜呑みにして待っているとするならば、残念ながらその答えは「NO]である可能性があります。
なぜならば、「近いうち」というフレーズを使って「NO」という本音を遠回しに相手に伝えようとすることがあるからです。
相手から誘ってきたのにその後何も音沙汰がない、或いは嫌がるそぶりを見せられる訳じゃないのになぜかいつも約束が実現されないという場合、あなたが気づいていないだけで、実は「NO」というサインが発せられているのかもしれません。
そのような女性の本音に気づかず、期待を募らせてヤキモキしたり、無神経に誘い続けてしまったりしては、女性と良好な関係を保つことが難しくなることにもなりかねません。
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なぜ、女性ははっきり「NO」と言わず、「近いうち」等という曖昧な言葉で濁すのでしょう。
それは、女性は男性と比べ、「察する」能力に長けているからなのです。
ですから、女同士のコミュニケーションの場合「近いうち」というフレーズがでてきたとしても、その約束の実現に対してさほど期待を持ちません。
「近いうち」というフレーズに隠された「NO」という本音を察することができるからです。
なぜ「察する」ことが得意なのでしょうか。
答えは人間の進化の過程にあります。
今でこそ男女平等がうたわれる社会ですが、はるか昔、男性は食料を確保するため狩りにでかけ、女性はその間村で家事をするという文化がありました。
狩りをするのに誰かの感情を察する必要はありませんよね。
しかし、女性は男性が出かけている間、他の女性たちと一緒に過ごす必要があります。
集団生活の中で孤立してしまえば、困るのは自分です。
人間関係を良好に保つために、誰かの気持ちを「察する」能力を身につける必要があったのです。
このように、「察する」能力に長けているため、曖昧な表現をしても相手に伝わるだろうと確信している節があるのです。
そのため、あまり察することをしない男性には誤解をもたらすことがあるのです。
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